高橋孝雄先生が泣かせてきた

なかなか上手くいかない日々…

フリーランスの仕事も思うように獲得できないし…

育休手当の申請が通らなかったり…

保育園に申し込むも、空き待ちの状態で何か月も入れずにいます。。

(これの詳細はまたいつか書きたい…私がやらかした話。。)

社会からの疎外感も強く
友達とも疎遠になり

なんだか最近、自分の存在価値が見いだせない!
とっても自信を失ってしまう日々が続いていました。

自分の中の、焦りとか、苛立ちって
すぐ子どもにしわ寄せが行ってしまうんですよね。。

心に余裕がなくなると、子どもに怒ってしまうことも増えて
自分でも理不尽だと分かっていても止められない!

自分の人生、そして育児、こんなんでいいのか~!?となっていたとき

NHKのラジオで、小児科医の高橋孝雄先生がゲストでお話されているのを聞きました。

小児科医として、子どもの発達障害や虐待、不登校など様々な問題と向き合っている高橋先生。

本も出されています。

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そんな高橋先生が
とっても心に残ることをたくさんおっしゃっていて…

例えば、

今は早期教育がもてはやされているけど
早期教育にはリスクがあることも、きちんと知っておくべき!

<早期教育のリスク>
・お膳立て育児になりがち
 ⇒親が失敗を回避させる育児のこと
  子どもの失敗経験のチャンスを摘み取ってはいけない

・興味の対象との出会いの感動を奪ってしまうかも
 ⇒子ども自身の興味がわいたタイミングで出会えば、最高の感動だったのに、それを親が先に提供することで、その感動をなくしてしまっているかも

とか

脳の発達には、失敗は不可欠!
とりかえしのつく失敗、小さな失敗はたくさん経験させるべき

とか

習い事もいいけど、
子ども自身に関心を向けるようにすること
子どもの成果に関心が向くのは間違ってる
結果に親が、一喜一憂しないこと

など

なるほど~!確かに!と思えるお話がいっぱいだったのですが
中でも、
目からウロコだったのが、この言葉

「後悔はすごくいいんです」

え?後悔がいいってどういうこと?
みんな自分の育児に後悔しないために必死になってるんじゃないの?

高橋先生いわく

人間は後悔しなくなったら終わり!
(虐待する親は自分のやったことに後悔してない)
10~20年後に、「もっとああしてあげればよかった」と後悔するなんて
それだけ、子どもに対して深い愛情があった証拠!
安心して後悔したらいいんです。

これを聞いて、私は思わず号泣してしまいました。。

・こんな怒っている親でいいのか
・まだ小さいのに一時保育に預けていいのか
・もっと色んな所に連れて行ってあげなくていいのか
・もっとできることがあるんじゃないのか

毎日、毎日、答えの出ない迷路の中を手探りで進んでいるような日々ですが
これでいいんだ!こうやって迷いながら
ときに、間違えたり、後悔してもいいんだ!

と思ったら、ものすご~く心が軽くなったのです。

人って失敗するな!って言われると、心も体も固くなっちゃうんですね。

失敗してもいいよ!
好きにやってみな!って言ってもらえたらどんなに楽か。

身をもって体験したのでした。

一気に高橋孝雄先生のファンになりました。
1人でも多くの、私と同じように悩みながら日々過ごしている親御さんたちに届きますように♪

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て (

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