リアリティショー「MAKING THE CUT」に学ぶ『美』という「学問」

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「MAKING THE CUT」ってなに?

最近私がハマっているのが、リアリティショーを観ること!

プロじゃないけど、趣味として、その道を極めている人たちが、その腕を競う番組です。

TVチャンピオンみたいな感じ。

例えば…

イギリス1番のアマチュア裁縫家を決める「ソーイング・ビー」

Bitly

イギリス1番のアマチュアお菓子職人を決める「ブリティッシュ・ベイクオフ」

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その日本版もあります「ベイクオフ・ジャパン・シーズン」

Amazon.co.jp

どれも、アマチュアだからこそ、どんなアイデアが飛び出すか分からない面白さがあって、どんどん観てしまいます。

モノが作られるのを観るのって、なんでこんなに面白いんだろう!笑

なんかすごい達成感が、出演者と一緒得られて、満足感があるからでしょうか…☆

で、そんな中でも、最近特に面白かったのが、ファッションデザインを競う「MAKING THE CUT」です。

これに出てくる人達は、すでに自分のブランドを立ち上げていて、アマチュアじゃないんですが

12人のデザイナーが100万ドル(約1億1,000万円)の賞金をかけて競います。

さらに、面白いのが、番組内で優秀賞に選ばれた服は、即座にアマゾンのウェブサイトで販売されるところ。

Amazonオリジナル番組の特性を最大限活かした、戦力が面白い!

実際にアマゾンのサイトで今も購入できます。

Amazon.co.jp: Making the Cut store: 服&ファッション小物
服&ファッション小物 の優れたセレクションからオンラインショッピング。

TVで観たあの服が、ポチッとするだけで自分の手元に来るっていう感覚は、新しくて斬新ですよね!

ニューヨーク、パリ、東京など、様々な都市を巡りながら、ファッションショーを開催していく様子も見ごたえがあって、めっちゃ面白いです。

まぁ、ちょっとドラマチックに描きすぎかな…という感じはあります。笑

日本人にはあんま馴染みのない、あの「イエーイ♪」「フーゥ!」っていうポジティブの嵐みたいなテンションは、ちょっとついていけないときがありますが(私だけ?)

テンポが速くて、グダグダしたドキュメンタリーみたいな雰囲気は全くなく

映画みたいにストーリーが展開していくのは、かなり好き♪

「美」には法則がある

で、この「MAKING THE CUT」を観ていて思ったことがあります。

正直、「ファッションショーって無縁の世界だわぁ…」「何が評価されてるのかさっぱり分からん」「そもそもセンスのいい服って好みの問題でしょ?」と思っていました。

でも、この番組で「わぁ!この服ステキだぁ!」と見た瞬間に思う服は、審査員からの評判もいいのです。

ファッションのプロと意見が一致するなんて、ちょっと嬉しい…♡

自分とは無縁だと思っていた世界が、ちょっと近づいた感じがします。

これは、私にスバラシイ美的センスがあるとかじゃなく、おそらく…

「美」には、文化も民族も超えた、共通の法則がある! からです。

色の配合とか、デザインのバランスとか。

人が心地よいと感じるのには、ルールがある。

広告とかポスターのデザインもそうですよね。

おぉ!そうか。

だから、みんな学校に行って、ファッションやデザインを勉強するのね!と妙に納得したのでした。笑

つまり、知識があれば誰だって「美しい」と思えるものは作れるのです。

それに、ちょっとバランスを崩したり、変わったものを加えたりして新しいものをつくるのが、ファッションデザイナーなのだなと、

それこそが、センスなのだなと、気づかされたのでした!

二次元を三次元にするファッションデザインの魅力

高級な布は、それだけですっごく魅力的です!

この世界には、たくさんの美しい布があるんですねぇ…

あれを見てると、自分も布遊びがしたくなってくる!

でも、生地の状態でどれだけステキでも、体に巻き付けただけでは、やっぱり魅力的にはならない。

(番組の途中で、縫製をせず、安全ピンでドレスを作って、脱落した挑戦者がいたのです)

逆に、すっごくシンプルな生地でも、デザインによって、立体感や光沢が出て、ものすごく魅力的なドレスになったりします。

わぁ!デザインって二次元を三次元にすることなんだ!

ステキな服って、着ることではじめて威力を発揮するんだなぁ!と驚きました。

いや~デザイナーってすごいんですね。笑

それにしても、刺繍やスパンコールの美しいこと!

いつか私もあんなドレス着てみたいわあ…

自信と謙虚さ

こういう海外の番組を観てると、出場者がみんな自己肯定感が強くてポジティブな発言が多いのに気付きます。

不安になったりもするけど、基本みんな自信満々なんですよね。

そして、自分の体形とかに全くコンプレックスを感じていない。

肌が黒くても、ぽっちゃりしてても、アジア人でも、そんな自分を愛してる!って堂々と言います。

これ、日本人にはないですよね~めっちゃ羨ましい!

私もそういう文化圏で育ちたかったよ。。

そして、みんな自己主張が上手い!

「さぁ、話して」「説明して」「アピールして」って言われても、スラスラ話し始めます。

(編集かもしれんけど)

自分がいかに努力したか、信念を貫いたか、など堂々とプレゼンするから、すごいなと思ってしまう。

私、おどおどして余計な自虐ネタを話してしまうタイプですわぁ…。

でも、かと思いきや、審査員の意見をさえぎって聞かなかったり、その後に活かさなかったりすると、「他人の意見を受け入れられない」と評価されます。

やはり、「謙虚さ」はどんな文化圏でも求められていて、自信を持つこととのバランスが大事なんだなぁと気付かされました。

私のオススメ作品

最後に私がビビッときた作品をご紹介♪

■ジョニーのストライプミディドレス

生地の柄は、ただのストライプなのに、ドレスにするとめっちゃ魅力的なデザインに☆

動きも可愛くて、観た瞬間にビビッときた美しい服でした。

■リナトのリバーシブル ラップコート

これは、日本の原宿からインスピレーションを受けた作品。

柄と柄だけど、絶妙にマッチしていて、日本の着物っぽいイメージも取り入れてる。

ランウェイを歩くのに、ふさわしい、すごーくステキな作品だなぁと思いました!

自分じゃ着れんけど!

これはまだ売り切れてませんでしたよ。笑

気になる方はぜひ!

コメント

  1. Really informative article post.Thanks Again. Fantastic.

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