[子どものぜんそく対策]病院通いは大変だ！

子どものぜんそく

ここ半年くらい、4歳になった息子ちゃんに喘息の症状が出るようになってしまいました。

風邪をひいたときに気管支がヒューヒューなって以来、

運動すると、同じようにヒューヒューと咳が出るようになってしまいました。

何を隠そう母である私がぜんそく持ち。

遺伝してほしくないなぁと思っていましたが、アトピーっぽい乾燥肌もぜんそくもしっかり受け継がれてしまったもよう…う～申し訳ない。。

彼は体が大きいし、動くの大好きだから、運動音痴の私と違って、きっとなにかスポーツをするようになるだろう。。

その際に、ぜんそくが足かせになってほしくないなぁと思い、病院を探していました。

すると同じ市内に、漢方薬も扱っているアレルギー科のある病院が見つかりました。

さっそく、片時もじっとしていない息子ちゃんを連れて行ってきました。

ぜんそくの漢方薬

自分の経験から、ぜんそくとの戦いはきっと長期戦になるだろうという思いがあったので

ずっと飲み続けるなら漢方薬がいいなと思っていました。

東洋医学では、体調不良の原因を「気」「血」「水」のバランスが崩れていることだと考えます。

その中でもぜんそくの原因は、「水」の流れが滞っているからだと言われています。

身体の中に余分な水分（痰飲）があり、それが気管支にせり出してくるのがぜんそく。

なので、肺や胃を温める漢方を使い、この余分な水分を体外に追い出す治療を行います。

代表的な漢方薬として挙げられるのが、

「小青竜湯」しょうせいりゅうとう：呼吸器の水分代謝を整え、鎮咳作用があります。（肺寒型）

「五虎湯」ごことう：炎症による症状を強力な消炎作用で鎮め、症状を緩和します。（肺熱型）

「甘草湯」かんぞうとう：マイルドな消炎作用。（虚弱体質向け）

このほかにも、「六君子湯」りっくんしとうや「苓桂朮甘湯」りょうけいじゅつかんとうなど。

アトピーもそうですが、西洋医学だと病院に行っても根本的な原因には言及されず、

出てきた症状を抑える薬を出されるだけ。

だいたいステロイドが処方されて、塗れば治るけど、やめるとまた再発する。

この対処法に疑問を抱いていて、この東洋医学の不調の根底に対処する考え方に共感していました。

ただ、漢方薬は種類も多く、知識も必要なので、このへんを病院で処方してもらえたらなと思って行ったのです。

ところが…

ぜんそくの西洋治療

行った病院の先生によると、ぜんそく（特に子どもの）には漢方薬は使わないとのことでした。

で、処方されたのは、以前風邪でぜんそくを発症したときに出されたのと同じ

「モンテルカスト細粒4㎎」と「ツロブテロールテープ1㎎」でした。

さらに、ぜんそくはすぐ治るものではないので、数か月単位ではなく年単位で毎晩、モンテルカストを飲み続ける必要があるとのことでした。

（胸に張るテープの「ツロブテロール」は、発作がひどいとき用）

調べてみると確かに、副作用も少なく、子どものぜんそくに効果は高いようです。

長期服用でも安心だとされています。

それでもやっぱり子どもに薬の長期服用は抵抗がある。。

調べていくと、このような長期療養を問題視する論文も見つけました。

https://www.f-clinic.jp/2012/10/post-67.html

www.f-clinic.jp

https://www.f-clinic.jp/20130109.pdf

ここでは、「一部の重症の喘息児を除いて、ほとんどの喘息児では発作が起こったとき、あるいはカゼを引いて発作が起こりやすい時にだけ投薬しても、効果はほとんど変わらないことが解ってきました。」とされています。

一患者である個人的な感想としては、私も長期療養は私が子供だった30年前から変わっていない古い治療法であるような感じがします。

とはいえ、お医者さんのような専門知識もありませんので、とりあえず薬が出された2週間はモンテルカストを飲んでもらって、運動時の様子を見ようと思います。

今後

春先になり、季節の変わり目なのも、ぜんそくの症状を誘発させる要因の一つだと思います。

（私自身この時期は調子が悪いです。）

なので、今はお医者さんに処方されたとおりに西洋医学の治療を続けてみようと思います。

ただ、長期にわたる薬の服用には納得できない部分があるので、

一度、信頼できる漢方薬局や病院を見つけて、受診したい！

なにせ田舎なので、そもそも選択肢がなく…

旅行ついでに病院に行くのもいいかなーと考えている今日この頃です。

なんにせよ、四コマ漫画のように、息子ちゃんを連れて通院するのはヒヤヒヤするものがあります。笑

最近になって、「でぶっちょ」とか「髪がキレイ」とか今まで言わなかった、人の容姿に対する発言がみられるようになってきました。

成長しているんだなぁ…でも人を傷つけるような発言はしないよう注意しなきゃ！

ぜんそくに関しては、また経過報告をしたいと思います☆