


これって虐待!?
イヤイヤ期全盛期の3歳の娘ちゃん
実は少し前、彼女との関係性に真剣に悩んでいました。
もうとにかく、ワガママで(私からしたら)
全部否定から入ってくるし、何をしてあげても、これじゃない、あれじゃないって…
一番ひどいのは出かける前で、靴下はこれじゃない、コップを変えろ、上着を2枚持っていきたい…
車にオモチャを大量に積み込む、シートベルトを付けずにグズグズ。。
もぅ~~!!いいかげんにして!!
と毎日怒り爆発!!怒鳴り散らしてしまう日々でした。
でも、お汁をこぼした娘ちゃんに大声で怒って泣かしてしまったある日、
ふと、これって虐待じゃない…?と思ったのです。
大きな声をあげて、恐怖で泣かすって…DVだよなぁ。。
もう一つの問題
それと同時期に、同じように悩んでいた問題がもう一つあって。
それは、娘ちゃんとの会話が、時々成り立たないというものでした。
特に夜寝る前、その日あったことをペチャクチャよくしゃべってくれる娘ちゃんですが、
こちらが相槌を打っても、質問をしても、全く届いておらず
完全に無視してマシンガントークを続けるのです。
え??こっちの声聞こえてる? 耳が悪くなったのか!? と疑うほど。
あまりにもひどかったので、一時保育の先生や、子育て広場の先生に相談もしていました。
でも、園では問題はないとのこと。
やっぱり、私との関係性に問題があるのか?
私が怒り狂うから、防衛本能が働いて、私の声が届かなくなっているのか…⁉
とにかく、このままじゃマズイ。
どうにかしなきゃ!!
原因と対策を考える
こりゃまずいと思った私は、怒りの原因と対策をノートに思いつくまま
書き出してみることにしました。
まず、なんでそんなに怒ってしまうのか…?
どういうときに怒りMax‼になってしまうのか。
そして、大事な前提として、「怒鳴る自分を正当化しないこと」
これを軸に解決策を考えました。
まずは、①自分の思い通りに物事は進まないと悟ること
育児においては、思った通りにいかないことがデフォルトです。
そんなことわかってたつもりだったんだけどねぇ。。
改めてそれを心に刻もうと思います。
そして、②自分の状況を俯瞰してみること
怒り狂っている自分を、第三者の視点で冷静に眺めてみること。
そんな怒らんでもよくない?まぁ、まぁ落ち着け自分。と思えるようになりましょう。
そして、育児で大変な今も、人生の一瞬で、ある意味一番輝いている時期なんだと気付けるようになるはず!
ただ、怒れてしまう自分を否定するのも違う気がするのです。
だって、怒りがあるのは事実だし、それをないものにして無視してたら病気になりそうだし。
だから、③怒ってもいい、怒ってもいいけど、それを娘ちゃんにぶつけないこと。
ぎゃ~!と沸騰した怒りをそのまま、娘ちゃんに跳ね返すのは間違っているんですよね。
怒りは上に放出し、娘ちゃんへの対応は優しく、これが大事。
その後…
この3つの対策を意識するようになって、どうなったかというと…。
娘ちゃんとの関係性はかなり改善しました!
以前にも増して、娘ちゃんを可愛いと思える時間が増え
怒りに任せて怒鳴ることも減りました。
今回のことで思ったのは、なんか虐待への扉って意外と身近なところにあるんだなということ。
大きな声で叱るっていうこと自体は、育児していればあり得ることだと思うのですが
それが日常化していたり、しつけを恐怖で行うようになってしまったら
それは虐待への一歩を踏み出してしまっているかもしれません。
私も、足を踏み入れていたと思う。。
なんかこれおかしくない? 今のままじゃだめだ! と軌道修正を
繰り返す力が育児にも必要なんだなと実感しました。