頭ではなく体が覚えている記憶
季節の移り変わりを肌で感じると、ふと思い浮かぶ風景があります。
寒い日に、家の鍵を閉めていると、出張の前に寄った「成城石井」の風景がふと浮かんだり、
お正月にお雑煮食べていると、子供のころ、毎年、親戚の集まりの後行っていた
ショッピングセンターの風景が浮かんだり。
頭じゃなくて、体が覚えている記憶っていうのがあるんだなぁと、感じるこの頃。
ちょうどラジオで、「脳だけでなく、心臓や腸にも記憶があることが、最近の研究で分かってきました」と言っていました。
「心は、頭だけでなく、体中にあるんですねー」とのこと。
へ~自分の実感とも一致してるし、面白いこと言うなぁと思いました。
人工知能研究者の黒川伊保子さん
ラジオでしゃべっていたのは、人工知能研究者の黒川伊保子さん。
「妻のトリセツ」などの著書が有名です。
そういえば、私の会社にも講演に来たことがあったなぁ。
NHKラジオ第一の「らじるラボ」で、毎週金曜日にパーソナリティを務めています。
それ以来、興味がわいて、聴き逃しサービスなどで聴くようになりました☆
で、この黒川さんのお話が面白い!
いろいろ興味深いことを教えてくれます!
夫婦関係から、育児、職場での人間関係など、視聴者さんの悩みに
脳科学の観点から、ズバズバ答えてくれるのが心地いいし。
口が達者で、切り返しがうまい!
あったま良いんだなぁ~♪笑
その中で、面白かったいくつかのお話をご紹介します。
愛の「記号化」と平均卒乳年齢
黒川さんによると、愛は「言葉で伝える」ことが大事とのこと。
抱きしめられたり、看病されたり、おんぶしてもらったり、という経験の記憶は
大人になると、データベースから引き出しにくくなるそうです。
でも、「好きだよ」「大切だよ」などの
言葉にして伝えた記憶は、言葉という記号化されたデータなので
引き出しやすいそうです。
日本人は、愛してるよって言いづらい。笑
なので、黒川さんオススメは「あなたが生まれてきてくれてとても嬉しかった」と伝えること。
ちなみに、これは子どもが何歳になってからでも遅くないそうです。
たとえ子どもが、50歳でも、60歳でも、今から言葉に出して伝えてあげましょう♪
あと!
これも驚いたのが、ユニセフによると子どもの「平均卒乳年齢」はなんと「4.2歳」だということ!
日本だと、1歳半までに卒乳を!っていう風習がいまだに強く。
私も1歳半になる赤ちゃんの卒乳時期を、それとなく周りから提案され、ちょっと焦っていました。
でもでも、世界的に見たら、全然まだまだじゃん!
焦る必要なんてないじゃんー!
子どもが自然といらなくなるまで、おっぱいあげてもいいよね。
その他にも、
育児は選び取っていく作業。
選ばなかったほうを数えたらキリがない。
今がベストだと思って、自信をもって子育てすればいい!とか
脳は、喜怒哀楽で成長する。
子どもに悲しい思い、寂しい思いをさせちゃったなぁと思っても
それが、脳の感情の育成には、いい刺激になる。
喜ばせる、楽しませることだけが、育児じゃないよとか、
いろいろ励みになることを言ってくれるのです。
どうですか?面白いでしょ!
さっそく、黒川さんの著書を、図書館で予約しちゃいました。
また、新しい発見があったら、書きたいと思います☆
コメント
Appreciate you sharing, great article post.Really looking forward to read more. Great.