
最強の暖房器具はエアコン
一年で一番寒いこの時期、暖房代が気になるところですよね。
みなさま、どんな暖房器具を使っていますか?
私は長年、石油ファンヒーターとホットカーペットを愛用してきました。
石油を焚くと、足元からしっかり暖まる気がするし、ホットカーペットがあれば夜も快適。
でも、石油は空気が汚れて換気が必要だし、何よりも灯油を入れるのが面倒くさい!
うちは、20畳のリビングを石油ファンヒーター1つで温めているので、かなり灯油を消耗します。
ピーク時は週に1回以上、灯油を足さないといけませんでした。
それに、灯油を買ってくるのも大変なんですよねー。保管場所も取るし。
で、いろいろ調べました。
結果、コスパ、維持費、健康面、いろいろ考慮した結果、エアコンが最強の暖房器具ということが分かったのです!
採暖と暖房
石油ストーブ VS エアコン 勝者はどっちだ!?
石油愛用者は多いと思います。
おじいちゃんおばあちゃんは昔からなじみがあるから好き、若い人も空気が乾燥しないし、
上でお餅が焼けたり、お湯が沸かせたりするので意外にファンが多い。
最近では、オシャレな見た目の石油ストーブも発売されています。
実際、私も子どもが大きくなって触ってしまう危険がなくなったら買おうと思っていました。
これはもちろん好みですので、どっちがダメ!ということはないですが、
健康面でいうと、エアコンが勝者となります。
なぜなら…石油ストーブは「採暖」で、エアコンは「暖房」だから。
「採暖」とは、体の一部を温めて暖を取ること。
焚き火などに当たるのもこれですね。
そうすると、火に当たった部分の温められた血液が体を巡ります。
これは、快感を伴うとても気持ちいいものですが(大晦日とかに焚火に当たるのすっごく気持ちいいですよね~)、実は心臓に負担がかかるそう。。
「採暖」は「快楽」なのです。
それに対して、エアコンは体ではなく空気を温める暖房です。
「暖房」は「快適」な環境を生み出します。
こちらの方が体にはいいそうです。特に年配の方は気を付けた方がいいかも。
光熱費比較
では、光熱費はどうなのでしょう?
ちょうど、暖房機器の電気使用量を比較した記事が中部電力のHPにあったので参照します。


エアコンのエネルギー消費量が圧倒的に安い!
ただ、確実に乾燥するので加湿器の併用は必須です。
でも、灯油代はかからないし、灯油を買ってきたり、補充する手間がないのはかなり嬉しいポイント!
それに、夏には必須の電化製品ですから冬もこれだけでいい。他に買い足さなくてもいいのは嬉しいですよね。
そして…さらに、いろいろ調べるうちに、私はさらに安い暖房機器を見つけたのです…!
それは、「電気毛布」!
昔から身近にありすぎて、全然注目してこなかったけれど、電気毛布のコスパはすごいんです!
なんと1時間1円もかかりません。
お尻の下も、膝の上も両方同時に温かくできるのも嬉しいポイント♪
ちょっと見た目がダサいけど…笑
ということで、我が家はエアコンで電気毛布の併用に落ち着きました。笑
高気密高断熱住宅
ただし、そんなコスパ&健康面も良いエアコンですが、注意点があります。
それは、隙間風の入る昔ながらの家の暖房には向かないということ。
私の実家もそうですが、昔(40年くらい前)に建てられた家って本当に寒い!
窓も二重になってないし、隙間風がすごーく入ってくるのです。
そういう家はエアコンでの暖房には向いていません。
やはり、石油ストーブやこたつを使った昔ながらの方法で「採暖」するしかありません。
エアコンでの「暖房」に向いているのは、二重や三重窓で、たっぷり断熱材が使用された最近の住宅です。
最近は、高気密高断熱の技術が浸透し、どの住宅メーカーで建てても、高気密高断熱は基本スペックになりつつあります。
私も家を建てる際に、住宅メーカーの営業さんにすごく強調されたのを覚えています。
…が、あまり興味なかったんでしょうね。すっかり忘れてました。笑
なので、冬でもトイレやお風呂場の窓を開けるのがクセになっており、なんなら
換気のため二階の廊下や寝室の窓も開けて、一生懸命換気していました。
つまり、高気密高断熱住宅の恩恵を全く受けてなかった!
そもそも最近の住宅は、気密性の向上のため24時間換気システムの設置が義務付けられていて
2時間ほどで家全体の空気がすべて入れ替わるようになっています。
なのでわざわざ窓を開けて換気をする必要はないのです。
それに気づいて、しっかり窓を閉じて、エアコンを使うようにしたらまぁ快適☆笑
すぐ暖まるし、温かい空気が全然逃げていかないのです。
今までエアコンだと足元がスースーすると思っていたのは、家のどこかの窓が開いていたから。
技術の向上とともに、人の暮らしも変化させていかなくてはいけないのですね。
古い思い込みを全く更新できていなかった!お恥ずかしいわぁ。。
床暖房と太陽光発電は必要か?
うちは結局、床暖房も太陽光発電も付けませんでした。
しかし、最近の家は付いていることが多く、私の友達が最近建てた家も両方とも付けていました。
遊びにお邪魔すると、床暖房で空気までポカポカ温かく快適♪
ちょっとうちも床暖房付ければよかったかなーと羨ましくなるほど。
で、今さらながらこちらも色々調べてみました。
(うちは今さら付けられませんが)
結果、新築の家には両方不要!というのが今のところの結論に落ち着きました。
これはホント人それぞれだと思うので、あくまで私の考えを載せておきます。
まずは床暖房の理由から
①高気密高断熱住宅ならエアコンで十分(私の地域では過剰スペック)
②電波障害がある(wi-fiのハブが必要になったりします)
③設置費用が高い&光熱費も高い
④発電機のメンテナンス&交換費が必要になる
⑤外気に合わせてON/OFF簡単にできない(付けたら一冬つけっぱなし)
昔より手ごろになったとはいえ、やはり床暖房は高級設備です。
床が温かいのは快適かもしれませんが、冬でも半袖で過ごせる♪必要はないし、
維持費もけして、安いものではないので長期的に見るとかなりの経済インパクトが!
エアコンをつけっぱなしにする方が安く済みます。
お次は、太陽光発電の不要理由
①買取電気料金の値下がり
②発電効率の劣化(電線の影があるだけでも効率が悪くなる)
③廃棄処理の問題(お金がかかる&安全性)
④投資効率の悪さ
私の友達も、「太陽光発電で最終的には90万円ほどの利益が出る見込み」と言っていました。
投資目的で太陽光発電を付ける人も多いかと思います。
でも!それってかなりリスキーな投資ですよね。
隣に建物や電柱が建って、発電効率が悪くなるかもしれないし、電気料金もっと下がるかもしれない。
投資型保険に良い商品がないのと一緒(ほとんどぼったくり商品らしい)で、投資は投資、保険は保険で分けなきゃいけないと思うのです。
太陽光発電を設置する資金を、投資信託に回した方がきっともっとローリスクで資産は増えます。
ということで、私の中で今さらながら納得できたのでした。
「持ち家」はオワコンか?
「持ち家」VS「賃貸」問題はよく話題にされます。
ですが、ホリエモンやひろゆきなど著名人の間では「賃貸」が勝利する場合が多いようです。
やはり、ライフスタイルに合わせて住居を変えていった方が、
住む地域や仕事の選択の幅が広がるし、その方がコスパが良い。というのがその理由。
家は、いくら豪華な新築住宅を建てても、5年もすれば価値はゼロですからね。
私みたいに田舎に住んでいると、土地の価値もほぼありません。泣
ホリエモンこと堀江貴文さんは、賃貸さえも持たず、ホテルに住むという新しいライフスタイルを提唱しているくらい。
では、持ち家はオワコン(終わったコンテンツ)なのでしょうか?
ま、これも住んでいる地域や、考え方次第なので人それぞれですが
もちろん持ち家にも良いところがあります。
ひとつは、年を取ると賃貸を借りづらくなります。
子どもがいないとなおさら。なので家があるというのは一つの安心材料になりますね。
あと、住んでみて実感するのは、庭に植えた植物の変化を楽しめること。
庭と一緒に年を重ねられる。これは10年、20年単位で楽しめる壮大な趣味です。
庭に池を作ってみたり、子どもが生まれた記念に木を植えたり、ベンチを手作りして外ご飯を楽しんだり。これは他には代えがたい喜びがあるといえます。
まとめ
ということで、今の家の最強の暖房器具はエアコン&電気毛布。
そして、極寒地域でない限り、床暖房と太陽光発電は不要というのが結論でした。
ただ、新築の家を検討されている方におススメしたいのは「天然の無垢材」を床に使用すること!
うちはよくある合板を選んでしまったのですが、天然の無垢材を使うと
触れている空気の温度に合わせてくれるらしく、床暖房のような効果があるそうです。
見た目も美しいし、その上機能的なんてステキ!
私も知っていたら、値段は張っても選んでいたと思います!
是非参考にしてみてください♪
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