[おすすめ映画]最近観て面白かった映画まとめ

今回は、最近観た映画の中で、面白かった!衝撃を受けた作品をご紹介します♪

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パラサイト 半地下の家族

韓国映画です。

アカデミー賞を最多受賞して話題になりました☆

半分地下の家に住む家族が、高台の豪邸の家族に寄生していくストーリーがタイトルの由来。

半地下の家のお兄ちゃんが、友人の紹介で、豪邸家族の娘の家庭教師になれたところから

妹を有名画家として紹介し、美術の家庭教師に。

父親を専属ドライバーに、母親を住み込みの家政婦として雇わせることに 成功します。

無職だった自分たちに、簡単に騙される金持ち家族をバカにしながら、金持ち一家が留守の間には好き放題!

我が物顔で、豪邸で飲み食いを始めます。

「韓国も格差社会なんだなー」「日本と同じように学歴がないと就職が難しいんだなー」と、社会問題をよく表した作品なのですが。

後半の展開にビックリ!!

予想もしていない驚きの展開が待っています。笑

あぁ、バカにしながらもやはり、金持ち一家が羨ましかったんだな…と思えるような

格差社会への怒りとか闇みたいなのが、一気に爆発するような予想外の展開に驚かされました。

また、その表現が上手くって!畳みかけるように(たくさんの驚き情報が一気に出される)最後が展開していくのに、目が離せなくなります。

親を大事にする儒教の考えの濃い、韓国文化が見え隠れするのも面白いところ。

気になる人はぜひ☆

日日是好日

日本映画です。茶道のお話。

「どうかな~」と思って観始めたけど、これが予想外にめっちゃ良かった!

私は大好きでした☆

いとこの多部未華子ちゃんに誘われて、なんとなく軽い気持ちで茶道を習い始めた、黒木華ちゃん。

それが思いかけず長続きすることになります。

人生のステージが移り変わっていき、就職したり、恋人と別れたり、親の死があったり。。

一方、茶道はいつも同じことの繰り返しです。

その中で、雨の日は雨の音を聞く、雪の日は雪を見る、夏には夏の暑さを、冬には身の切れるような寒さを、全身で味わう。

その瞬間瞬間を、五感を使って味わう。

二度と同じときはない、一期一会の今。どんな日にもその日の魅力があります。

「日日是好日」(毎日、良い日みたいな意味)なのです。

今まで、お茶菓子以外になんの魅力があって茶道やるんだろうと思ってましたが(失礼)

今、このときをしっかり味わう、この瞬間にじっくり向き合うことの修行みたいな感覚なんだなーと初めて知ることが出来ました。

これって、すごく禅の考え方と似てる!(ってか由来が一緒なのか?)

目の前の今ときちんと向き合うことで、自分の過去にも未来にも繋がっていく。

それに気づくための茶道なのです。

私も習ってみたくなりました☆着付けも出来るようになりたいし♪

映像もキレイで、四季の美しさが心に刺さります!

ちなみにこの映画の原作である森下典子さんは、映画の茶道指導にも関わっています。

映画化が実現した流れや、撮影の舞台裏を描いたのがこちらの著書。

茶道の世界の奥深さや、道具の高級さ、すべての季節を1か月で撮影するという強硬スケジュール。

そして、それを支えるプロ集団。季節の花も、大雨も雪も、本物みたいに再現します。

空けることのないお菓子入れの中にも、特注のお菓子が入っているという徹底さ。

そして、監督の思いの熱さや、俳優さんの所作を覚える特殊能力など、普段は知ることのできない世界を覗き見ることができてすごく面白かったです!

一気読みしてしまいました♪これを読むと、ますます映画が面白くなりますよ!

9人の翻訳家 囚われたベストセラー

フランス、ベルギー合作です。

全世界待望のミステリー小説の新作を翻訳するにあたって、情報の流出を防ぐために、各言語の翻訳家9人が地下室に隔離されます。

ところが、厳重な情報管理にも関わらず、冒頭の10ページがネットに流出してしまいます。

「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウンの小説シリーズの4作目、「インフェルノ」の出版時に実際に、各国の翻訳家たちを地下室にした(⁉)という前代未聞のエピソードをもとに作られた作品です。

実話をベースにしているのもビックリですが、一体、犯人は誰なのか?どうやってメールを送っているのか??次々に変わる展開に目が離せません。

誰もがあやしく見えて、いろいろ疑ってしまいます。

でも、きっと誰も予想できないであろう展開が待っています。

え…?

えぇ?!

ええええ~⁉ となること間違いなし!

どんでん返しの、またどんでん返しという感じ。

そして、最後にはバラバラだったパーツがピタッとハマる感じです。

それぞれの役者さんも上手くって見ごたえばっちし!面白いですよ♪

ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~

フランスのコメディー映画です。

バカンスに、新車で海へと出掛けた一家ですが、

なんと車が時速160キロで爆走し、止まらなくなります。

臨月の妻、整形外科医の夫、9歳の娘、7歳の息子の家族4人でバカンスの予定が、

夫のお父さんが付いてきます。このおじいちゃんが超くせ者!

女好きで、無責任でおちゃらけ者。すべての元凶が、この人と言っても過言ではない!笑

暴走する車の中で、このおじいちゃんの悪行や、それぞれの家族の秘密が次々と明かされていきます。

家族のごちゃごちゃも面白いですが、関わってくる人達もどこか頭がおかしくて笑えます。

仕事そっちのけで卓球に夢中な、道路警察のお偉いさん。

暴走車に自慢のBMWのドアを壊されて、怒り狂って車を追うおじさん。

160キロで止まらない車の行方と、これらの人達の予想できない行動。

どんどん新しい展開が始まり、夢中になっていると、あっという間に見終わってしまう感じ。

面白かったので家族にも勧めて、字幕と吹き替え版と2回観てしまいました!

ハラハラドキドキのエンターテインメントをご家族で是非どうぞ♪

グリーンブック

こちらもアカデミー賞受賞作。

実話をもとにしたアメリカの映画です。

まだ人種差別が色濃く残る、1960年代のアメリカ南部で、ジャズピアニストの黒人の専属ドライバーに選ばれたイタリア系白人の友情を描いた作品です。

アメリカ南部は特に黒人への差別が強い場所、そんな場所へあえてツアーへ出かける危険な旅。

黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅を進めます。

ガサツなドライバーのトニーと、お金持ちで上品な黒人のドクター・シャーリーは、衝突を繰り返しますが、次第に友情を深めていきます。

これを見ると、当時の、根強い黒人差別の雰囲気がよく分かります。

黒人はトイレもホテルもレストランも別。ジャズツアーに招いておきながら、唯一の黒人メンバー、ドクター・シャーリーにはホテルのトイレも使わせません。

お金持ちで何でも持ってるように見えるドクター・シャーリーですが、実力は認められながらも差別はされる。

他の黒人は貧しい生活をしている中、自分は成功しているという圧倒的マイノリティ。

さらに、ゲイで自分の家族はいないという孤独感。

当時の生きにくい社会で、必死にもがき続けている姿が浮かび上がってきます。

そんな中、ドライバーのトニーとの友情が彼の支えになっていくのです。

トニーもイタリア系移民の強い絆の中、深い黒人差別意識を持っていましたが、ドクター・シャーリーとの出会いで次第に考えが変わっていきます。

アメリカをドライブ旅行していく景色と、2人の次第に深まっていく友情が見どころ!

ケンタッキー州のシーンでは、ケンタッキーが食べたくなります。笑

時にコメディタッチなので、そこまで重たくならずに観られます♪

リトルフォレスト

五十嵐大介さんの漫画を実写化した日本映画です。

東北の超田舎の村で、たくましく生きる女の子を描いた作品。

「夏編・秋編」と「冬編・春編」の2部構成になっています。

いったん都会に出て暮らし始めたいち子ですが、彼氏や仕事が上手くいかず、生まれ育った小森に戻ってきます。

一緒に暮らしていた母親は、いち子が高校卒業する頃、どこかへ失踪してしまいます。

なので、いち子は小さな村で、自給自足のひとり暮らし。

その暮らしっぷりが何度観ても美しくて、美味しそうで、心に迫る~!

野菜が育っていく様子、ときには天候でダメになってしまうこと、そしてキレイな片付いた台所。

「かもめ食堂」も大好きですが、そういう”小さな暮らしの美しさ”みたいなのが満載の映画です。

食べ物を自分で育てる手間、収穫後は工夫して美味しく食べる、保存するためにまたひと手間。

生きるために食べる、食べるためにつくる。人がずーっと繰り返してきたこの行為が生きることのすべて、生きることそのものなんだなーと感じられます。

っていうか、何かを食べるためには、そのずっと前から事前の準備が必要なわけで。

種まき、土地の準備、苗の植え付け…料理も一晩水に浸けたり、発酵が必要だったり。

一食にありつくのに、時間ってすごいかかるんだなーと気付かされました。

コンビニですぐ食べ物が買える今でも、その事実は根本的には変わっていないわけで。

食べるための準備が生きる目的なのかも。無駄をそぎ落としたら、それ以外は残らないのかもなーなんて思ってしまうような映画でした。

とにかく、丁寧に作ったご飯が美味しそう!笑 おススメです。

ちなみにこちら、韓国版もあります。

こっちの世界観も好きー♪

ストーリーはほぼ一緒ですが、韓国の食生活が知れて楽しいです☆

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