「要約」孤独ぎらいのひとり好き　田村セツコ

イラストレーターでエッセイストの田村セツコさんによる孤独の取り扱い説明書的エッセイです！

人生の先輩の、楽しく生きるヒントが満載！

なるほど～！と思えるエッセンスがたっぷり詰まった一冊です。

別に孤独って悪くないじゃん。ってか誰かとつるんでるからって孤独じゃなくなるわけじゃない。と気付かされます。

自分の人生を楽しめるように工夫するのも、自分を励ますのも自分自身なんだ！と改めて実感☆

このコロナ渦の世の中にピッタリの本だと思いました。

心に響いたポイントを簡単にまとめます♪

・人間は本来ひとりで孤独なもの。自分で孤独を対処できるようにならないと誰とつるんでいても孤独なまま

・友達は無理に作ろうとしなくていい。自分が楽しんでいることが大事。

・あまり親密になりすぎると揉める、適度な距離感が人間関係の長続きの秘訣

・意地悪されたり仲間はずれにされても気にしないこと。クヨクヨしなければその内なくなる。

・孤独や寂しさ、誰も味方がいないと感じたらとにかく書き出すこと。日記は自分と向き合う最良の方法。時間が経てば考え方も変わるし、過去の自分が親友になってくれる。

・ストーリーで捉えるのではなく楽しかった瞬間モーメントだけをいいとこ取りして覚えておけばいい。亡くなった人とは会えないけどこんな楽しいこともあったと、楽しい瞬間を思い出にする。

・孤独な自分を客観的に観察する。どんな映画や本を観たら元気が出るのか、さじを投げずに実験材料のように考えて向き合う。

・仕事は熱心にやっていれば好きになる

・もう一人の自分になる：自分を励ますもう一人の自分を設定する。

・日常の些事に命あれ：高村光太郎の詩の一節。これが楽しく生きるコツ

・絵が君に恋するように描け：サルバドール・ダリ。描いた絵があなたに恋するように

・考え込むな、手を動かせ

→いかがだったでしょうか？

過去の自分と友達になる。自分をじっくり観察して、何をしたら元気が出るのかを知る。

自分を励ますもう一人の自分をつくる。など目からウロコ！の楽しい発想がいっぱいだったのではないでしょうか？

生きる楽しさとか、自分とかって、世界を旅して見つけなくても、実はすぐそこに、毎日の生活にあるんじゃん！って思います。

旅行に行けない～って思うのではなく、行かなくても楽しめる自分を発見した方が楽しい！

自分探しの旅にでなくても、見つける自分はここにいます。笑

挿絵も可愛いので、興味がある方はぜひ読んでみてください☆