[コロナ渦における想像力の重要性を知る]大原扁理著「不安は9割捨てました」

前にも紹介した、大原扁理さんの本。

[そんな考え方もあるのか!面白かった本の紹介]「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原 扁理 (著)
今の自分に合致するところが・・・最近、読んで面白ろかった本のご紹介☆それが、これ「年収90万円...

の、一番新しい本です。

20代で自分に必要な最低限の労働だけをして、後は徹底的に節約して過ごすという

「隠居生活」を確立した大原さん。

隠居生活も10年を過ぎ、東京から台湾に移住したり、コロナがはじまったり

その生活にも、様々な変化があったようです。

そんな中、「不安」に徹底的に向き合ったのがこの本。

不安がどこから来るのか?

不安の行きつく先は?

どう付き合っていけばいいのか?

大原さん独特の考え方や、視点になるほど~と思わされる要素がたくさんあって、面白かったので、少しご紹介します☆

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不安の行きつく先は「死」

結論から先に言っちゃうと、結局どんな不安も行きつく先は「死」への恐怖です。

まだ起こってもいない未来を勝手に予想して、不安になる。

分からないことが不安を引き起こす。

でも、これは人間の生存本能なんですよね。

地震が不安で怖いから、対策する。

不安になること自体は、自然で当然のことです。

ただ、この不安が日常生活を妨げるくらいに大きくなってくると問題です。

自分が好きなことをやっていると、罪悪感と共に不安を感じたり

他人と違うことをやっていたり、能力が低いことに不安を感じる。。

結局は、他人から嫌われて、集団に属せず生きていけなくなることを不安に感じている状態ですね。

でも、大原さんにとって、これらの不安はすべて現実となりましたが、実際には生きていけてる。

しかも結構幸せに。(何ならそれが、ネタになってる)

だから、不安が的中しても、意外に死なない!ということをまず知ること。

不要な不安は取り除きましょう。

そして、不安に対処するために

①心身ともに健康でいる

②他人や社会の不安を、自分のものにしない

③自己否定感を下げる

これが不安への対処法。

特に②!

コロナで思い知りましたが、ニュースや新聞で報道されまくる「情報」に、かなり不安感を煽られていること!

冷静に自分の状況を見れば、そんなに不安になることもないのに、連日報道される「重症化数」や「死者数」に、生命の危機が、自分のすぐ近くまで迫っているような、恐怖を誰しもが感じたかと思います。

あと、自分の不安を振りまく人っていますよね。

多分、自分で不安を持ちきれなくて、ずっと不安を垂れ流す人。

そういう人や、状況から不安をもらってしまわないようにしたいですね。

↓過去の私がまさに、そんな感じでした↓

不安の対処法
夜ってふとすごい不安に襲われることがあります。やっぱあの闇マジックがあると思うんですよねー昼に...

あと面白かったのが③。自己否定感を下げる。

よく、「自己肯定感を上げる」というのは聞きますが…笑

ても、なるほどと思ったのは、自己否定だけして何も行動を起こさないのは、ラクってこと。

一つのバイト先で上手くいかなかったから「自分はダメだー使えないー」って思ってるのって

実は、すごくラクな方に逃げてるだけなんですよね。

他の職場ではどうか?とか、自分にできること探す方がエネルギーがいりますからね。

自己否定してる暇があったら、行動を起こせってことですね。

コロナを乗り切る「想像」の力

もう一つ、なるほど~!と思った考え方がこちら。

「想像力」です。

想像力がないと、すぐ他人を攻撃できちゃう。

その人の状況や、背景をちょっと想像してみると、簡単には相手を非難できなくなる。

コロナで自粛中でも、営業している飲食店への攻撃などが、その例ですね。

でも、大原さんは単純に、想像力がない人を非難しているんじゃなく

経済至上主義、弱肉強食のこの世界では、それも仕方のないこと。と分かっています。

私だって、平均世帯収入とか、貯金額とかに踊らされっぱなしで、

社会に貢献するとか、他人を助けるっていう意識なんて希薄ですもん。

ただ、そんな中、自分も簡単に非難の対象になる、この世界を変えたければ

自分の周りから少しずつ変えていくしかない。

その誰にでもできる、でも確実な方法が、想像力を働かせた、お金の使い方です。

ふだん食べているもの、着ているものの、生産現場や、労働環境を想像してみる。

労働のシステムや、環境への影響に、共感や好感が抱けるものに、お金を払う。

その企業の理念や、考え方に投資するんですね。

人や土壌に負担をかけない育て方をした玄米を買う、

オーガニックコットンのTシャツを買う。

消費ってもっとも身近で手軽な、投票みたいなものですからね。

別に、すべての購入品をそうしなくてもいい。

ただ、ほんの少しだけ、そういう意識で物を買うことをやってみる。

そういう人が増えると、社会って変わっていくんだろうなーと思ったのです。

私も、自分のお金が大切だからこそ!

値段が安いから、品質が良いから、だけでなく

その理念に納得できる生産者に、お金を払いたいなと思ったのでした。

さらっと読めて、面白いので、ぜひどうぞ☆

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にっぽん田舎暮らし Country Life in Japan

コメント

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