[そんな考え方もあるのか!面白かった本の紹介]「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原 扁理 (著)

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今の自分に合致するところが・・・

最近、読んで面白ろかった本のご紹介☆

それが、これ「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原 扁理 (著) です。

自分にとって、必要なものは何か、やりたいこと、やりたくないことは何なのかを追求し、

20代にして、隠居生活という理想の生活を手に入れた、大原 扁理 さんが、自信のライフスタイルや考え方を紹介した本です。

隠居といっても、働いていないわけではなく、週2で介護の仕事をし、残り5日は、お金を使わず、自由気ままに暮らすというスタイルです。

彼のスバラシイところは、何となくや、世間の常識にとらわれず、一から自分に必要なものを考察し続けたところ!

この本を読むと、自分がいかに、他人から押し付けられた価値観によって生きているか、実感させられます。

週5日きちんと働くこと、年金や税金を納めること、将来の目標をもつこと、より良い収入を得ようと努力すること…世間が「普通」「良いこと」としていることって、本当に自分にも当てはまるんだろうか?

自分に必要のないことのために、無理した生き方をしてないか??

誰しも、ふと考えることはあっても、日常に忙殺されて、いつの間にか向き合うのを放置してしまいがちなこの問題に、

大原さんは、諦めることなく、考えることを途中で放棄せず、真っ直ぐ向き合って、自分の理想とする暮らしを手に入れました。

進学や、就職って必要か? 友達っているの? 意味不明なルールに従う意味って? 個性ってどういうこと?

ちょうど私も、産休の生活の中で、友達って必要ないな・・・と感じていたので、とてもしっくりくる内容でした。

社会から離れて、自分を客観視すると、今まで、いかに自分が、「平均」から落ちないように必死にもがいていたかを実感するのです。

複数の友達と定期的に会って、彼氏や家族と仲いいアピールをする、そのために、どこか華やかなところにお出掛けした実績をつくっておいて、TVで紹介された流行りの食べ物を食べる…みたいな。

今、誰にも会わず、ニュースもろくに観ないような生活をしていると、「あぁ~自分にとって必要なものって、これだけだったのか」「本当に欲しいものは、他から紹介されるものじゃなく、自分から探しに行くものなのね」とかに、気づいて

「流行」や「平均」「普通」を追いかけている自分が、すっごくあほらしくなってくるのです。

友達なんていらん

女子は比べる生き物です。

友達とランチ♪とか言いながら、実際は情報交換して、お互いの位置を再確認してるだけ。

自分も「それなり」の中にちゃんと残れてるか、他人からの愛され度合いは同じくらいか?

子育てのサポートは?私ばかり大変な思いをしていないか?

その証拠に、私は友達と会うと、しばらく精神が安定しないというか、ちょっと情緒不安定っぽい感じに毎回なってました。

そして、思ったのです。比較しちゃうなら友達なんていらん。

SNSも見ない。他人がどう暮らしているかなんて、自分には必要のない情報じゃ!と。

っていうかね、大原さんも書いてましたけど、「本」が友達ですよ。

同じ時代に生まれなくても、同じ国に生まれなくても、気の合う人といつでも一緒に会える。

しかも、その人の思いの集大成を短時間で聞くことができるんです。

自分の都合のいい時に、都合のいい場所で。

「本」ってサイコ~!!

場所や時間を合せて出向く必要もないし、意見が合わなかったらサヨナラ!パタンって閉じればいいし、変に気を遣うこともない。

それでいて、自分には思いもつかないような意見や、暮らし方を教えてくれる。

「本」ってサイコ~!!(二回目)

ただ、自分の話は聞いてくれないですけどね。

私は、どうしてもぶちまけたい思いや、愚痴は、手書きで書き出すようにしています。

ウソみたいに頭がスッキリして、超いいですよ!

聞いた人がどう思うか、とか、周りの視線とか、声の大きさ、とか気を遣わなくていいし

誰にも見られないから、どんな汚い言葉や本音をぶつけてもいい!

「本」と「手帳」が私の唯一で最高の友達です。

でも、大原さんの場合は、不思議なことに、この「友達いらない」スタイルを続けていたら、それでも付き合ってくれる本当の友人が、少しずつ増えていったそうです。

面白いですね☆

そんな考え方があったのか!!?

この本で、ビックリしたのが、大原さんのモノやお金に対する考え方。

すごい独特でびっくりしましたけど、なるほど~!見習いたいなーと思う部分でもありました。

ちょっとご紹介します。

大原さんの面白い考え方の特徴に、なんでも擬人化する、というのがあります。

例えばお金。

膨大なお金の中でも、73億人の中から自分を選んできてくれた、この手元のお金、なんか可愛い♡というのが大原さんのお金に対する認識。

お金を所有しているという認識はなく、せっかく自分のところに来てくれたんだから、ハッピーに使いたい。

少ないながらも、どうしたら多くの人が喜んでくれるか考えながら、大事に大事に使っています。

銀行の口座に軟禁するでもなく、ギャンブルで乱暴に使われるでもなく、自分のためだけでなく、他人のためにも大切に使う。

こうしていると、お金の方も、自分をむげにすることなく、家賃の更新時期には、不思議とその金額くらいの仕事が舞い込んでくるそうです。

面白いですね。

だから、お金を渡す先の人も、どんなふうにお金を使っているか見て決めるそうです。

大切な友人を任せていい人かどうか…そんな風にお金のことを考えたことなかったので、目からウロコ!

でも、なんだか納得できる考え方ですよね☆

野菜や野草なんかも、擬人化してとらえていて、できるだけ無駄なく美味しくいただこう、感謝していただこうと自然と思えるそうです。

心と体のチューニング

その他に面白かったのが、社会から距離を置いたからって、急に心と体のチューニングが取れるわけではない、というお話でした。

忙しくないと、自然と心にゆとりが出て、幸せになると思いがちですよね?

でも、そうじゃないそうなんです。

暇だと確かに、体調の変化に敏感になります。

風邪気味だと思ったら、はちみつ生姜のお湯割りわを飲んだり、足が疲れていたら、ヨモギの足湯をして疲れをとったり。

病気になる前に、ちゃーんとケアをして病気を防ぐ。

でも、これも体や心の声にちゃんと耳を傾ける習慣がないと気付けない。

大原さんも、こんなことがあったそうです。

天気がいいから!と散歩に出たものの、なにかしっくりこない…そこで家に帰って寝たら、超スッキリ!

あ~自分外に出たくなかったんだ!天気がいいからもったいないっていう損得勘定で動いていたんだ!と気付いたそうです。

分かるわぁ~そういうことって多分にありますよね。

週5休みで時間があっても、こういう概念から抜け出せないものなんですねぇ。。

大原さんいわく、心と体のバランスを整えるのに最も有効なのは、「ぼ~っとすること」だそうです。

何もせず、何も考えず30分くらいボーっとしてると、知らないうちに自分をしんどくしていた、小さなことの積み重ねに気づいて、リセットされて、自分に戻ることができるそうです。

これは、覚えておきたいですね。

私もこれからのやらなきゃいけないことで頭がいっぱいで、自分の体や心に目を向けられない状況が多い(というか、ほとんどこれ?)なので、気をつけたいですねぇ。

急に仕事を辞めても、自分の心と体に向き合う習慣がないと、しんどさからは抜け出せないんですね。

散歩の可能性

あともう一つ「へ~」って思ったのが、散歩の効能について。

お金のかからない、読書と散歩が、最高の趣味という大原さん。

(私もこの2つは大好き♪)

家の周辺を1時間ほど歩くそうです。

で、何も考えずに歩いていると、雑念がどんどん消えて、考えあぐねていたことの全体像がふっと見えて、大したことないなって気持ちが切り替わることがあるそうです。

あと、ずっと分からなかったことが、言葉でなく感覚で分かることもあるそう。

自然の中を歩くのって、本100冊読むくらいの、すごい情報量がある!というのが大原さんの実感。

小説家や、発明家など、散歩が好きな偉人が多いのもうなづけます。

まとめ

いかがでしたか?

同じ愛知県出身の、同世代の新しい生き方。

私にとっては、斬新で、とても面白かったです。

著者の作品は他にもあるので、ぜひどうぞ♪

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にっぽん田舎暮らし Country Life in Japan

コメント

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  4. 1756-L71 より:

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