[赤ちゃんが産まれる穴]キャリアの不安と旦那のグチ

穴への執着

ある朝、４歳の息子ちゃんがおもむろに「赤ちゃんってどの穴から産まれてくるの？」と聞いてきました。

「おしっこの穴？」と聞いてくるから、ちょっと吹き出しそうに。笑

「おしっこの穴とも、うんちの穴とも違うよー」と答えましたが、まだ疑問顔。。

「う～ん、お股からだねー」と答えておきました。

その日の夕方。

保育園から帰ってきた息子ちゃんが、私のところに紙を持ってきて

「絵を描いてほしい！」と言うのです。

「何の絵？」と聞くと、「赤ちゃんが産まれるところ！」とのこと。

「え～ママが痛いー！ってなってるとこ描くの？」と聞くと

「赤ちゃんが産まれる穴が分かるように描いて」って…

今朝言ってたアレか！と、やっとつながりました。

そんなに穴について気になっていたとは！笑

これって、性教育の始まり？

「お股」なんてあいまいに答えるんじゃなく、ちゃんと説明すべき？

う～ん、正解が解かりません…！

キャリアの不安

ところで、35歳を過ぎてから、急に自分のキャリアについて不安が大きくなりました。

今までは、与えられた仕事は何でも頑張るし、どんどん成長していける！という

根拠のない自信がありましたが、育休中の今、急に自分が社会に全然必要とされなくなったんじゃないかという不安に襲われるようになったのです。

実際、自分には誇れるキャリアもないし、英語力も、事務処理力も中途半端。

会社では2度の産休、育休で完全に出世の機会はなくなってしまい、10年以上経った今でも、初任給からほとんど変化ありません。

独身の頃は、英語で会議を進行したり、海外出張に行ったり、それなりにバリバリ働いていたつもりなのに、いつの間にかすっかりキャリアアップから取り残されてしまった感。

今、就職活動をしても、私を必要としてくれるところはどこにもないような気がしてならないのです。

いま、私に必要なのは、誰かに認められて、必要とされること。

ホント、うっかり悪徳商法に引っかかってしまいそうな、心理状態です。。笑

旦那のグチ

それに対して、旦那さんは（好むか好まざるかは別にして）思う存分仕事ができてる。

毎日、夜遅くまで仕事して、自分のキャリアも途切れることなく継続できています。

社会に出て働けば、頑張った分だけ周りに評価されるし、実績にもなる。

私が家庭の中でどれだけ家事や育児を頑張ったって、誰からも評価されないのに。

今は家にいても、集中すれば2時間で終わる事務作業が、丸一日がかりでも終わらせられないほど、自由時間はないのです。

結婚当初は、同じくらいだったお互いのキャリアに、大きく差ができてしまい、愕然としてしまいます。

ってか！

朝は早く、帰りが遅い旦那さんは、全く育児をしません。

私は完全にワンオペ。

かつ、帰ってきたらご飯はできていて、お風呂も沸いていて、洗濯も掃除もしてある。

彼が仕事に専念できるのは、完全に私が生活と育児の負担を負っているから。

それなのに、彼は仕事大変アピールをしてくるし（まぁ、それはいいけど）

サポートが当然と思っていて、感謝の言葉もない。

私が現状に不満を申し立てても、何の反応もなく、なかったかのようにスルーされる。

私の希望はシンプル！これだけです。

①育児に協力できないなら、せめてグチを聞いて、受け止めてほしい。

②月に1回だけでも早く入って、子どもをお風呂に入れてほしい。

自分の頑張りを無視されたり、不満に対して何の反応もないのは辛いものです。。

これって私のワガママなのかなー？

この悶々とした苦しみを、自分の中でどう消化したらいいか分からないのです。

母と妻と私

人生100年時代。

小さい子の「母」である時期は、きっと一瞬なんだと思います。

だから今はそれに専念して、楽しんでもいいのかもしれません。

でも、「母」も「妻」もいつか役割を終えるけど、「私」からは一生、逃れられないから。

私はいつでも、誰かの何かではなく、「私」自身で社会と関わっていたいなと思うのです。

それが、私の自己肯定感につながるから。

本当は社会の評価なんかなくても、自分が自分を十分に認めてあげられたら、それが一番幸せなのかもしれません。

でも、私はそんなに強くはなれないなー。。いつも自信がなくて…。

あ～！少しずつでも好きなことを仕事にしていけたらいいな！

育児も仕事も生活も、今日も試行錯誤の日々が続きます。